夏の冷房で足が冷え、早く目が覚めてしまう(20代・女性・事務職)
【お悩み】
ここ数年、夏になると、寝るときに足が冷えて寝つけなくなるそうです。さらに目覚ましより2時間早く目が覚めてしまい、日中に眠くなるので「朝はゆっくり眠りたい」とのことでした。職場の冷房が強いものの、自分からは調整をお願いしづらい環境です。肩こりや巻き肩も気になっていました(AIS 10点)。
【見立て】
体質チェックは冷21点・乾燥16点で、体を温める力も潤す力も不足しやすい状態です。腹診では全体に虚証で、特に腎虚が強く、脾の停滞にも左右差が見られました。性格分析は協調者タイプで、周りの人の気持ちを優先する傾向があります。冷房がつらくても言い出せない我慢が、冷えとして積み重なっていると考えました。
【施術とセルフケア】
冷えに対しては、お灸を中心に施術しました。腎と脾を補って体を内側から温めるツボを軸にし、胃腸の働きを助けるツボ、足の巡りを促すツボ、胸元をゆるめて呼吸を深めるツボを組み合わせています。整体では、座りっぱなしで滞りやすい股関節とお尻まわりの血流を促しました。あわせて、寒さとデスクワークでこわばった肩をゆるめ、内側に巻き込んだ肩を整えています。施術中はアロマと水素吸入で、体がゆるみやすい状態をつくりました。
セルフケアとして、体を温める食材をお伝えしました。職場では、冷風が直接当たらない席への移動を相談してみることをご提案しています。協調者タイプの方は周りの変化にすぐ気づけるぶん、「ほかのタイプの人は、言葉にしないと気づかないことが多い」こともお伝えしました。
週1回のペースで始め、その後、職場で席の移動が叶ってからは2週に1回に変更しました。肩こりや巻き肩はお仕事柄出やすいため、現在も同じペースで定期的に通われています。