横になると体が暑くて寝つけない(30代・女性・主婦)
【お悩み】
2週間ほど前、ご家庭での強いストレスをきっかけに、夜の寝つきが悪くなりました。部屋は涼しいはずなのに、横になると体が暑く感じて眠れないとのことでした。首や肩のこり、反り腰も気になっていました(AIS 8点)。
【見立て】
体質チェックは熱18点・水14点で、熱がこもり、巡りも滞りやすい状態です。腹診では心実・肝実・脾実に加え、瘀血の反応と腎虚が見られました。性格分析は司令官タイプです。話し合いでいったん折り合いはついたものの、まだ納得しきれていない気持ちが残っていました。怒りが鎮まりきらず、話し合った内容を消化しきれていない状態が、肝と脾の反応に表れていると考えました。
【施術とセルフケア】
肝と脾を中心に、関わる経絡の働きを整える方針で施術を組みました。高ぶった気持ちを鎮めて巡りを整えるツボを軸にし、心を落ち着かせるツボ、こもった熱を冷ますツボ、胸元をゆるめて呼吸を深めるツボ、腎を補うツボ、水の滞りを流すツボを組み合わせています。施術中はすっきりとした香りのアロマと水素吸入を取り入れ、心理カウンセリングの手法を用いた質問で、一緒に気持ちを整理しました。
心と体に余裕がなくなり、視野が狭くなっていたため、「何に納得できなかったのか」「本当はどうしたいのか」を伺いました。そのうえで、「家族としてどんな未来を描きたいのか」を言葉にして整理しています。セルフケアとしては、こもった熱を冷まし、気と血の巡りを整える食材をお伝えしました。
週1回のペースで1か月通っていただき、その後は状態に合わせて間隔を調整しながら通われています。